活動日誌

なぜ成長をするにつれて昆虫に嫌悪感を抱くのか考えてみた

 虫を食べていると周りの人に「なんでそんなものを食べているの?」などの意見をいただくことが多々あります。(個人的には興味があるからという理由が一番なのですが笑)

しかし、私も大学に入学してから昆虫食を知り興味を持つまでは虫を食べるという考えには至りませんでした。

 私は小学生の時ぐらいまではカブトムシやクワガタなどを父と採取し飼育をしていました。

その影響からなのかあまり虫に嫌悪感を抱くことがありません(例外としてカミキリムシだけは怖いです…笑)

しかし多くの人々は虫を食べる以前に嫌悪感を抱く人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は大人になるとなぜ虫に嫌悪感をいだくようになるのかを考えてみることにしました!

1-1. 嫌悪感とは

 まずは嫌悪感という感情はなぜ発生するのかについて調べてみました。

心理学辞典(1999)によると「身体的の苦痛を引き起こすもの、精神的に苦痛や葛藤を引き起こす刺激にさらされた場合それを避けようとする心理状態(一部簡略化)」と定義されています。・・・①

またジョセフ・ルドーによると嫌悪感には原始的ルートという感情経路があると主張しています。

 私たちの祖先は今のような医療技術など高度な技術がない中で生活をしていました。そしてその結果多くの人々が伝染病などによって亡くなったとされています。生存をする上で病気を持っている危険がある昆虫は天敵であり、その時代の教訓が遺伝子情報として現在の私たちに伝えられているのかもしれません。このことが多く人が昆虫に嫌悪感を持つ一つの要因なのかもしれません!

1-2. 幼少期の経験

 次に私がおそらく一番嫌悪感を持つ要因として大きいであろうと思う幼少期の経験について考えてみました。

 虫が嫌いである多くの人でも幼少期では一度は虫に触れたという経験があると思います。幼少期では嫌悪感より興味が勝ることで虫に触れることが出来たのだと思います。しかし人は成長をするにつれて様々な経験をし、学習をしていきます。刺されると痛いハチ、腐敗したものに集るハエ、農作物を荒らすバッタなど一部の昆虫への嫌悪感が無関係な昆虫にも広がってしまい結果として虫が嫌いになってしまうのではないでしょうか。

1-3.昆虫へのイメージを良い方向へ

 そこで今回はそんな苦手な人でもいいかも…?となる虫を紹介したいと思います。

まずは私が一番かわいいと思う虫トラツリアブです!

http://dangerous-insects.blog.jp/archives/6209436.html/トラツリアブ

実はこの子はハエ目でありハエの仲間なのです。こんなにかわいいハエがもしゴミに集っていてもかわいいなってなりませんか…?笑

 次に私が好きなクワガタ、タランドゥスオオツヤクワガタオウゴンオニクワガタです!

https://www.kuwakabuplanet.com/products/detail.php?product_id=10548

https://mushinavi.com/navi-insect/data-kuwa_rosen.htm

 この二匹の体!すごくないですか!つやつやだしゴールドだしかっこいいですほんとに…一度は飼育をしてみたいなとずっと思っています笑

1-4.最後に

 色々と昆虫について考えましたが私が昆虫を好きになったきっかけは、父が虫捕りに連れて行ってくれたり、公園や身近なところに虫がたくさんいた環境で育ってきたからかもしれません。またムシキングというアーケードゲームの世代だったからという理由かもしれません笑

 先日ニュースで見ましたが、今の子供たちは公園などで遊ぶことなどが制限されて自然がない環境で遊ぶしかなかったり、昆虫に触れる機会がないという子が増加しているそうです。

私は昆虫に触れ成長していくことはとても素敵なことで大切なことであると思います。

昆虫食という活動を通して子供たちはもちろん大人の皆さんにも昆虫に再び触れる機会を作ることが出来たらいいなと思っています!

(ちなみにサムネイルの画像は私の宝物です笑)

引用文献

① https://www.direct-commu.com/chie/mental/kenokan1/ 嫌悪感の意味と仕組み、女性に多い傾向、旦那嫌いについて公認心理士が解説 2020/03/01

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