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5千年の歴史と新発見 前編

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カイコを知らない人はあまりいないと思います。
彼らの繭からとれる糸は絹として非常に重宝され、古くから人類史に関わり我々の生活に強く影響を与えてきました。
実に我々人類と彼らの付き合いは5千年以上にわたるそうです。

今となっては、絹は現代人からしたらなじみ薄となっていますが、それでもシルクロード、富岡製糸場など、カイコが関わったこの有名な話に聞き覚えのない人はいないはずです。

そんな、虫の中でもつい最近まで身近な存在だったカイコ。
しかし我々は驚くべきことに、5千年以上の付き合いがあったのにも関わらず、つい最近まで彼らが持っていた非常に有益な情報を知らずにいたのです。

今回は昆虫食による視点のおかげで新たな発見をできた!そんなカイコにまつわる話をしていきたいと思います。

それではまずは、改めてカイコについて簡単に説明いたします。

画像1


カイコはチョウ目カイコガ科に属する昆虫の一種で、桑の葉を食べて成長します。孵化してからの一生は大体40日程度のらしいです。

完全に家畜となってしまった種で、自然下では生存する能力がなくなっています。ただ、どういった過程を得て飼いならすことが出来るようになったかは解明されていないらしいです。
生存能力が失われたのは飼われた期間が長すぎたためか、そもそも家畜化を目指した古代人が配合で生み出したのか、、。まぁどちらにせよ飼うことになったらちゃんとした管理を心がけましょう。

カイコを飼育する目的はご存知の通り糸を紡ぐためですが、副産物としてサナギも手に入ります。(糞もお茶として使われるそうで余すことがないですね。)
このサナギが昆虫食として評価が高く、現在日本でも長野県などの一部地域で食べられているそうです。長野は昆虫食文化が今でも残っているようで、大抵の食べれる虫は長野で扱われている印象があります(主観)。

栄養価としては完全栄養食とされる卵と並ぶほどだそうで、独特な臭いがあるそうですが、日本でも戦時中救荒食物として紡績工場地帯で大変重宝されていたらしいです。
その栄養価の高さから、宇宙食としての利用が検討されているとか。
人類史を共に歩んできた虫がついに宇宙進出とは何というか感慨深いものがある気がします。

画像2


果たしていったいどんな味がするんだろう、、この記事の著者は昆虫食初心者のためまだまだ未知の領域です。
ちなみに中国料理店で出されるカイコ料理は近縁種であるサクサンが使われているそうです。便宜上カイコと呼んでいるらしいですがややこしい。

と、ここまでの情報はありきたりでよく知られている話です。
しかし現代になって、5千年以上の時間を共にしてきたカイコが持っていた効能が新発見されたことが私の中で非常にホットなニュースになっています!
身近な存在の中に大きな価値が眠っていたなんてロマンを感じませんか?

今回は長くなってしまったので、その詳しい内容は次回投稿させていただきます。お楽しみに!

参考・引用文献 Wikipedia カイコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%B3 

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