昆虫・食品ニュース

農業×昆虫の深い関係

 ご存じの方も多いかもしれませんが昆虫と農業は非常に深い関係があり、面白いです。最近では昆虫農業プロジェクトというものを行う企業様もいます。今回はそんな農業と昆虫の関係について書いていきます。

1-1.農業害虫

 まず初めに多くの人が農業と昆虫の関係性で想像するであろう害虫についてです。農業において、害虫の防除は重要な課題であり、古くより農業にとっての重要な問題でありました。例としては、アブラムシ・コガネムシ・ハムシ類などがありますがここでは挙げきれないほど多くの害虫が存在しています。

https://shiny-garden.com/post-1816/

↑ハムシです。よく見たことがあるのではないでしょうか 

 現在は農薬や殺虫剤などの発展により過去に比べ被害は減少しております。最近では農薬などの散布をドローンなどの機械を使用して散布する農家さんも増えてきております。しかしこれは農薬を使用したときの話であり、現在の日本では有機野菜を求める方も増えてきており、害虫との関係は再び問題となっています。無農薬栽培は技術的にかなり難しく収量も少なくなりがちですが昆虫の生態系や生物多様性を考えるとよいのかなと私は思います。(有機農業については大学の先生や農家さんとたびたび議論をさせてもらうのですがなかなか難しい問題ですね笑)

https://viva-drone.com/drone-for-agriculture-2018/

 話が脱線しましたが、農業における害虫は日本に限った話ではありません。特に最近はニュースなどでたびたび取り上げられる海外のバッタ問題があります。2019年に発生した「サバクトビバッタ」というバッタが現在中国へと進んでおり、日本にも来るのではないかと危惧されています。最も被害が深刻なのはケニアで1000億~2000億匹(想像できないですね。。。)のバッタが約2400平方キロメートルの範囲で農作物を襲っています。これらがすべて食べられてしまった被害は8400万人分の食料が失われるといわれています。流石にここまでくると怖いですね

http://karapaia.com/archives/52243187.html

 ↑全部バッタです。。。信じられないです。

 バッタは孤独相と群生相という異なった姿と行動の個体に環境や状況によって変化します。今回のバッタは群生相という個体に変化しており、孤独相に比べ羽根が長くなり飛行距離が伸びます。(一日に100km以上飛ぶそうです)。このバッタ対策として中国ではアヒルを投与した事例もあるのですが解決には至らなかったそうです。このバッタの厄介なところは昆虫食として食べることが出来ないことです。様々な薬品を体内に生物濃縮としてため込んでいるバッタは食べることが出来ないのです。今後この問題の進展にも注目ですね。

https://otokomaeno.hatenablog.com/entry/20120205/1328428834

↑バッタの相変異です

1-2.農業における生物的防除

 実は最近農林水産省のHPを見ていて知ったのですが生物的防除という言葉があります。これは先ほどの農薬を使用するのとは違い生物やフェロモンを使用して害虫を駆除する方法です。例えば昆虫寄生性線虫を使用し、土壌等に潜む鱗翅目および鞘翅目害虫を防除するなどがあるそうです。野菜、果樹および芝などで使用されているそうです。また性フェロモン剤を使い、雄を大量に捕獲し雌の交尾機会を減少させる大量誘殺法と、雌雄間の性フェロモンによる交信を妨げ、交尾機会を減少させる交信撹乱法などもあります。

 私は初めて見たときこんなやり方があるのか!と驚きました笑ぜひ興味のある方は一度見てみてください!

https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/

https://www.soilcare.co.jp/pest.html

1-3.昆虫農業

 こちらはTAKEO様が行っているむし畑というものの紹介です。自分たちで土を耕し、草を育て、その草を使いおいしい食用昆虫を育てるというものだそうです。将来的に家畜として使用される可能性がある昆虫の飼育方法の先駆的なプロジェクトですね!農業×昆虫から様々な旬の昆虫を楽しんでいただけるように生産しているそうです!ぜひ詳しくはHPにてご確認ください。すごく面白い取り組みです。

1-4.まとめ

 今回は農業と昆虫の関係について書きました。まだまだここでは語りつくせないほど農業と昆虫の関係は非常に深いです。特に海外のバッタの話は歴史の転機点にあると思うのでもっと詳しく話したいとも思っています。私も農業問題を昆虫食活動を通じて解決したいと思っていますので今後もいろいろな情報があれば共有をしていこうと思います!ここまで読んでいただきありがとうございました。

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昆虫食でバキバキボディになれるのか?

 FAO(国連食糧農業機関)により発表された「食品及び飼料における昆虫類の役割に注目する報告書」によると昆虫は家畜に匹敵するほどのタンパク質があるとう報告があります。私も昆虫食について勉強をしている中でメリットの一つとしてタンパク質の多さを目にする機会が多いです。そこで今回は昆虫を食べれば本当に筋肉が付きやすくなるのかを書いていこうと思います!

1-1.タンパク質とアミノ酸とは

 私たちの体はタンパク質が15~20%ほど含まれています。髪の毛や、臓器そしてホルモンなど様々ものがタンパク質によって作られているのです。タンパク質は20種類のアミノ酸というものがいくつも様々に結合することによってできます。また20種類のアミノ酸のうち11種類は体内で作ることが出来ますが、残りの9種類(必須アミノ酸)は体内で作ることが出来ないので体外から得る必要があります。

 私たちの体は髪や爪が伸びる、ホルモンを放出するなど日々成長とともにタンパク質を分解しています。したがってタンパク質を得ることが出来なければ生きることが出来ないのです。

https://netdekagaku.com/aminoacid_sturcture/

1-2.タンパク質の種類

 タンパク質には大きく分けて動物性タンパク質と植物性タンパク質というものに分けられます。

 動物性タンパク質は必須アミノ酸を豊富に含んでいるので体内に取り込みやすく筋肉などの量を増加・維持しやすくなるものであり筋トレに向いています。

https://coregano.me/article_8518/

 植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べると必須アミノ酸の数は少ないですが、脂質が少ないので低カロリーでヘルシーでありダイエットに向いています。

https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=41&category=health

 また動物性タンパク質は体内に90%吸収されるのに対して、植物性タンパク質は70%が吸収されるといわれています。

1-3.昆虫食のタンパク質

 前述したようにタンパク質は大きく二種類に分けられるといいましたが昆虫食は動物性タンパク質に分類されるといわれています。筋トレをするのには動物性タンパク質のほうが向いているので、昆虫は筋トレに向いているといえます。

 では昆虫はどのくらいのタンパク質を含んでいるのでしょう。以下の家畜(鶏肉・牛肉)とコオロギ・ミルワームの基本構成を比較したグラフを見ていただくと昆虫は家畜にも匹敵するタンパク質量であることがわかると思います。

 筋トレの際に摂取するのに向いているのは動物性タンパク質であるといいましたが鶏肉などでは同時に脂質も多量に摂取してしまうのですが、昆虫食の中でも比較的脂質が多いといわれるミルワームでも家畜と比較すると低く効率よく摂取できる可能性があります。

1-4.昆虫プロテインバー

 海昆虫食を筋トレの際に摂取しやすい商品として販売している事例がたくさんあります。

今回はBugMoさんが販売しているプロテインバーを紹介します!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000039322.html

https://bugmo.jp/

好評につき売り切れていましたが、カカオを生かしたブラウニーのような味とともにコオロギの風味と味が楽しめるようです。(再販したら食べたいです。。。)

 私も以前RONさんから頂いた昆虫プロテインバーを食べたことがありますがとても食べやすくコオロギの味も楽しむことが出来るプロテインバーでした!RONさんその節はありがとうございました。

1-5.最後に

 今回は昆虫食でバキバキボディーになれるのかということでいろいろと紹介してきましたが結論として昆虫食だけでは無理でしょう笑

しかし!筋トレのパートナーとして昆虫食を摂取する価値はあると思います!

私も運動部だったので部活後にプロテインを飲んでいましたが水分だとすごい摂取しにくく味も微妙だった記憶があります。それに比べ昆虫プロテインバーは食べやすく、今後昆虫を安価に手に入れることが出来れば手軽にタンパク質を摂取することが出来るのでブームが来ると思っています笑

皆さんもぜひ興味があれば食べてみてください!

参考・引用文献

タンパク質とは[タンパク質の種類、機能、働きなどを解説]

https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=113&category=health

動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の違いは?どっちを食べるべき?

活動日誌

2020年度農業情報学会にてZoomで発表させていただきました

2020年5月24日に農業情報学会にてZoomを活用し、うつせみテクノの代表として私たちの活動と現在進行中のプロジェクトなどについて発表をしました!

人生で初めての学会での発表+新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの発表でしたのでかなり緊張しました笑

学会の運営者の方々のご配慮によりZoomを使用し、このような状況化でもスムーズに発表を行うことが出来ました。この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

発表だけでなく他の方々のスマート農業等についての発表も聞かせていただき非常に勉強となりました。

来年も参加をしようと考えているので、今度はもっと勉強や準備をしていこうと思います!

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昆虫はミネラル豊富!?

 私たちの体は水、タンパク質、脂質、炭水化物、核酸そしてミネラルによって大部分が構成されています。構成物質の中でもミネラルは約3%ほどしかないのですが体の中では非常に重要な役割を担っています。

今回は昆虫食のメリットの一つとして挙げられることが多いミネラルについて紹介をしようと思います。

1-1.ミネラルとは

 ミネラルをWikipediaで調べてみると

一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の必須元素である。無機質ともいう” とあります。つまりミネラルの正体は無機物なのです!

無機物といっても大量にありますがその中でも必須ミネラル(ナトリウムや鉄など)というものが16種類存在します。

1-2.昆虫食に含まれるミネラル

 今回は昆虫食の中でも先日無印良品さんから発表され注目が高いせんべいの中に含まれるコオロギについてのミネラルを紹介したいと思います。(無印良品さんのコオロギはおそらくフタホシコオロギなのですが今回はヨーロッパイエコオロギの紹介をさせてもらいます。ご了承ください…)

DM:Dry Matter

↓下記サイトで詳細に記載されています

 このデータより昆虫全般としてカルシウムが多いことがわかります。コオロギに関して他の昆虫と比較するとマグネシウム・ナトリウム・塩素・亜鉛・マンガンが多く含まれていますね!特に塩素に関しては1kg当たり7370.1mgも含んでいるとは驚きです。それにしても昆虫はこんなにもミネラルを含んでいるということで本当にすごいですね笑

1-3.ミネラルの効果

 ミネラルは無機質であるということがわかりました。ではミネラルは人体にどのような効果を与えているかコオロギに含まれる量が特に多い「マグネシウム・ナトリウム・塩素・亜鉛・マンガン」について解説します!

Mg:

 マグネシウムは、骨の生成を助け、筋肉の収縮を抑える働きがあるといわれています。

 多く含んでるものとしてほうれんそうなどがあります。マグネシウムが長期的に不足すると生活習慣病のリスクが高まったり、肌荒れ・冷え性の原因になります。

Na:

 ナトリウムは筋肉や神経の興奮を抑えたり、体液の浸透圧を一定に保つ働きがあります。

 多く含んでいるものとしてはスポーツドリンクなどです。ナトリウムは塩の構成成分であるので摂りすぎには注意が必要です。

Cl:

 塩素はペプシンという酸化酵素を活性化するといわれています。また不足することにより胃液の酸度が低下し消化不良の原因ともなります。

多く含んでいるものとしては水道水ですかね笑

https://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/1881fa90af706b9dbae0d83cec6d6f38/

Zn:

 亜鉛は酵素(簡単に言うと体内で起こる化学反応を助けてくれるもの)の構成成分です。代謝を調節したり、ホルモンの働きを促進、抑制したりします。

また免疫力向上、肌の健康維持、生殖機能の改善が期待できます。

 多く含んでいるものとしては牡蠣やイワシなどです。亜鉛が足りてないと味蕾という味を感知する舌の細胞の不活性化につながるそうです…

https://matome.naver.jp/odai/2136886699214020701/2136886862114413703

Mn:

 マンガンも体内の酵素を活性化につながるそうです。またビタミンの吸収を高めてくれるという効果もあります。

多く含んでいるものとしてアーモンドや栗などです。

1-4.最後に

 今回は昆虫食に多く含まれていてのメリットであるミネラルについて紹介しました。体内に約3%しか含まれていないのに私たちの成長などを助けてくれる重要な存在であることが伝えることが出来たら光栄です笑

 魅力的で可能性に満ちている昆虫を食材としてこれからもどんどん追及していこうと思います!

引用・参考文献

ミネラルとは

https://ja.wikipedia.org/wiki/ミネラル

ミネラルとは?意外と知らないミネラルの効果と含まれる食材

[2019年版]餌虫の栄養価を徹底比較-コオロギ類、ワーム類、デュビア類を比べてみよう

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世界の昆虫食の今

今日の現代人、特に都市部の人はあまり馴染みがないのですが、日本では昔からイナゴや蜂などが食用昆虫として食べられています。下図のように、昆虫食で有名な中国やタイまでには及びませんが、日本は他の外国に比べて比較的多くの種類の昆虫が食べられている、という記録が確認できます。(下図はワーヘニンゲン大学の”List of edible insects of the world (April 1, 2017 )”より引用。

https://www.wur.nl/en/Research-Results/Chair-groups/Plant-Sciences/Laboratory-of-Entomology/Edible-insects/Worldwide-species-list.htm

現代の日本は食の多様化により昆虫を食べる機会が減り、一部の地域を除いては食用昆虫を目にしないというのが現状です。ただ、最近はRON(Bugs Farm)様やTAKEO様といった企業が昆虫食を通販で販売されたり、米とサーカス様のように昆虫を使った料理を提供されたり、直近の話だとついに無印良品でコオロギせんべいを販売する予定であったり、など何かと昆虫食にスポットライトが当たりつつあります。

 さて、今回は、世界で昆虫食を販売している企業についてまとめていきます。日本が昆虫食に注目しつつある今、海外ではどうなっているのでしょうか。

1.Eat Grub

 Eat Grubはイギリスにある昆虫食の販売、製造する会社で、主要な西欧の食材に昆虫食を導入するのを目指しています。会社を立ち上げたのはShamiさんと彼の友人のNeliさん。Shamiさんはマラウイでの水に関する慈善事業で働いている時、炒めたシロアリを食べ、あまりの美味しさにイギリスでも昆虫食を広める価値があると確信しました。友人のNeliさんとパーティーで歓談した後、常識を超え、西洋の人が抱く昆虫を食べることに対する負のイメージを打ち砕こうと計画し、Eat Grubは誕生しました。

こちらの企業ではコオロギ、バッタ、ミルワームなどの料理などの材料、またはコオロギをつかったパウダー、5種類の味の異なるコオロギスナックが販売されている。ただ、こちらでは昆虫食を売るだけでなく、昆虫食を使ったレシピも紹介しているのが特長です。販売で終わるのではなく、購入者が昆虫食を美味しく食べて楽しむように考えていて、イギリスの人たちに昆虫食の良さをどう広めるか、という強い想いがあるな、と私はそう思います。

ソース画像を表示

↑Eat Grubのコオロギパウダーを使った料理、ライムエナジーボール。

他にも昆虫食を使ったオムレツ、てんぷら、チャーハンなど現在38種類のレシピを公開中です。

2.Thailand unique

 次に紹介するのは、タイにあるThailand uniqueです。Thailand uniqueは2003年に設立されたJR unique foods Ltd. Partの商社名です。名前の通り、タイに会社があり、バンコクから北に560㎞の、ラオスの国境に近いウドーンターニーに位置します。東南アジアで小売、卸売市場に食用昆虫、昆虫関連商品を最も幅広く提供している会社の一つであり、また海外の食品製造業者向けに昆虫食の未加工品や個人小売業者へのOEM製品も提供しています。

 こちらの昆虫食は何より取り扱っている昆虫とその加工品の種類、品質が売りです。

 まず、コオロギ、バッタ、ミルワームは勿論、サソリ、アリ(種類は翅つきシロアリ、ツムギアリの卵を含めて5種類)、ムカデ、カブトムシ…………等、食用昆虫(塩のみで味付けされた昆虫)だけで35種類ほどあります。かなりのネタ宝庫です。さすがマーケットなどでごく普通に多種多様な昆虫食を味わえる昆虫食王国、タイ。それだけではなく、パウダー、チョコをコーティングした昆虫のスナック、蚕のサナギから作ったオイル等々、とにかく商品の数はピカイチといっても過言ではないほどあります。

 また、品質も高く、生産されたほとんどは自然由来で食品添加物は一切不使用となっています。また、このような良い品質のため、GMP、HACCP、BRCが認証取得されています。

(補足

・GMP (Good Manufacturing Practice)

安全性でよりよい品質や健全性を有する医薬品・食品等を製造するための製造時の管理・遵守事項を定めた規則。

・HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point)

 食品等事業者自身が食中毒菌汚染や異物混入等の危険要因を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程、それらの危険要因を除去または軽減させるために時に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理手法。

・BRC (British Retail Consortium)

 英国小売業協会が発行している食品安全のための規格。)   

edible insects

↑豊富な昆虫の品ぞろえと、見た目が直接的に昆虫には見えないチョコスナック。

3.Bugsolutely

 最後にbugsolutelyについてです。Bugsolutelyはタイ・バンコクにありますが、創設者はイタリアのミラノ出身のMassimo Reverberiさんです。以前はマーケティング・エージェンシーでしたが、2012年末にイタリアを去り、2年費やして東南アジア、特にタイでビジネスの機会を探し求めました。そして、現在のbugsolutelyの設立に至ります。

 さて、こちらの企業はコオロギパウダーを使ったクリケットパスタ(厳密に言うとクルル)が唯一の商品です。唯一とはいえ、パスタなので料理でのアレンジ次第で様々な表現ができます。クリケットパスタの大きな特徴は、コオロギパウダーを20%使用していることで、これは世界初だそうです。なので、このパスタにはタンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミンB12、オメガ脂肪酸を豊富に含んでいます。

 こちらのクリケットパスタも、GMP、HACCPの認定を受けているので品質に心配はないですね。

↑多くの製造者による徹底した研究の成果がこのパスタで、全粒粉パスタのような色彩と、独特の風味、テクスチャーが特徴。

 まとめ

さて、今回は3つだけですが、海外の昆虫食企業を紹介しました。どの企業も優れた技術やユニークな考えがあることが分かりました。でも、共通して言えるのは、昆虫食の良さを多くの人に伝えたいという思いがあることだと私は考えます。昆虫を使ったレシピを考案したり、昆虫をチョコでコーティングしたスナックにしたり、コオロギを使ったパスタを開発したりするのは、昆虫食を広く受け入れてほしい、という考えからの工夫のはずですからね。

また機会がありましたら、海外の昆虫食企業についてまとめようと思います。

なお、下記の通り参考、引用元の3つの昆虫食企業のホームページのURLを掲載しておきます。

余談ですが、bugsolutelyを除いた2つは全て英文となっていますのでご了承下さい…。

参考・引用

Eat Grub :https://www.eatgrub.co.uk/

Thailand Unique : https://www.thailandunique.com/

bugsolutely : https://www.bugsolutely.com/

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バイオミメティクス~生物に学ぶ~

 今回はバイオミメティクスについて紹介をします!バイオミメティクスとは日本語では生物模倣のことを言います。人間は古来より様々な生物とともに地球上で生活をしてきました。私たちの生活は様々な生物の構造・機能からアイデアを得て生み出された製品により成り立っています!生物は凄い!ということが皆さまに伝えることが出来れば嬉しいです!

1-1.カワセミから学ぶ

 新幹線500系は鳥の機能を取り入れられています。日本には多くのトンネルが存在しており、新幹線が高速でトンネルに入ると空気が圧縮され出口付近で一部放出されることにより非常に大きい音が発生してしまいます。カワセミは常に強い抵抗を経験しており、カワセミのクチバシを新幹線の構造に利用することによりトンネル出口での騒音問題を解決・さらに消費電力を15%近く減らすことに成功しました。

http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=7838

1-2.キリギリスから学ぶ

 私たちは歩いているとき、自動車を運転しているときなど様々な場面で摩擦というものが発生しています。摩擦という現象は分子や原子レベルで見ると非常に難しい現象です。自動車ではブレーキをかける際に摩擦を利用していたり、精米をする際にもみ殻を外すときに利用されていたりなど何かをする・作るときには摩擦と向き合う必要があります。キリギリスの足先の構造は微小であり摩擦をコントロールしている可能性があるといわれています。地面が乾いている時と濡れている時では物体に働く摩擦の影響は変化するのですが、キリギリスはどんな場面でも天敵から逃げることが出来るように足先が進化してきたからなのではないかと思います。私はこの構造を自動車などのタイヤの構造に応用することが出来るのではないかと思います。自動車の免許を持っている人はわかると思いますが自動車はブレーキをしてもすぐに停止することはできません。これは速度と地面の状況による摩擦が関係しています。この問題をキリギリスの構造を応用することにより緩和することが出来るのではないかと考えています。笑

https://www.insects.jp/kon-kirigiyabukiri.htm

1-3.ネコから学ぶ

 ネコの舌の構造は掃除機に使われています。ネコは自分の体をなめて毛玉を作るなど、舌の構造は毛を取りやすい構造になっています。掃除機にこの機能を取り入れることによりごみをより回収しやすくし、吸われたごみは回収箱に行きますがそこでも舌の構造を取り入れることにより効率よく多くのごみをためることが出来ます。

https://www.konekono-heya.com/syuusei/grooming.html

1-4.カイコから学ぶ

 フェロモンと呼ばれる化学物質を放出することによりコミュニケーションをとっている生物が地球上には多く存在します。その中でもカイコは性フェロモンというものを放出することにより求愛をし、様々な場面でもメスはオスを見つけやすくなります。この特性を応用しカイコが操縦するロボットが開発されています。

↓以下の画像のように機械の上にカイコが乗っている

https://wired.jp/2013/02/08/moth-pilots-robot-to-a-faux-booty-call/

 フェロモンを感知した際に発生する電気信号を利用し動くそうです。実験ではロボット二輪車が210秒以内に、壁にぶつからずに匂いを発するトンネルの端に辿り着けたら、成功とし行われました。19匹のカイコたちはすべて、この時間以内にトンネルの端に辿り着いたそうです。すごい精度ですよね!この技術を応用することにより将来的に私たちが感知することが出来ない毒ガスなどの漏れなどを探すロボットを開発することが出来るかもしれません!

倫理的には非常に危なそうではありますが…笑

↓以下の動画をぜひ見ていただきたいです!

1-5.最後に

 今回は4種類の生物から応用されたものを紹介しましたが、ここでは書ききれないほど私たちの生活には様々な生物が関係しています。特にロボティクスの分野では顕著であると勝手に思っています笑

何かを考える時、アイデアに詰まった時に休憩がてら様々な生物について学んでみると革新的なものが生み出されるかもしれません!!

バイオミメティクスについては今後も紹介していこうと思います!