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昆虫・食品ニュース

bugoom訪問記~福岡の新進気鋭な昆虫食ショップ~

今回の記事は実際にお店に行ってきたレポートです。こういう現地に直接行って見聞するのもたまにはやってみたいと思っていました。

 さて、今回はタイトルにあるように福岡の昆虫食専門店”bugoom”に行ってきました。先週の10/10(土)に私が福岡に所用があったので、bugoomさんに立ち寄らせていただきました。

 bugoomさんの最寄り駅の天神に来ました。天神は福岡最大の繫華街で、東京でいうところの渋谷のような、若者が集まるオシャレ、流行に敏感で、しかし山笠や博多どんたくといった祭りもある歴史と伝統もある街です。

 休日ということもあって人が賑わっていて、そんな天神の道を歩いていき、大名というところまで行くと看板が見えてきました。

 「昆虫食あります。」なかなかない看板です笑。そして、bugoom大名店に着きました!

 コンパクトな店内ですが、多種多様な昆虫食が置いてあります。

↑昆虫スナックがきれいに棚に並んでいます。昆虫スナックの中でもヨーロッパイエコオロギとバンブーワームが人気。

色んな味を楽しんでみたい、と昆虫ミックスを買っていく人も。

 店内を観察していたら、なんと昆虫食の試食ができるだとか!

左からジャマイカンフィールドコオロギ、カイコのさなぎ、ヨーロッパイエコオロギ

(試食の際に口にコオロギの外骨格が残った場合、お店の方に申していただければお水を提供してくれるのでご安心を)

 店内でお店の方と話している間にけっこうお客さんが訪れていて、スペースが2,3人ぐらいだったので、何度が外で待機することに(お客さん優先ですからね…笑)。待機していると、道行く人たちがbugoomさんのお店をちら見、あるいは立ち止まって、「ええ、昆虫食べるの?」と話してたり、「うわぁ」と声にならない反応する方も笑。昆虫食に馴染みのない方は当然あまり良い印象でない反応をしますが、やはり気になって見てしまうようです。訪れるお客さんの中には以前通りがかって、気になったから今回来たという方もいました。お店の方が言うには、お客さんは罰ゲームとかではなく、昆虫の味そのものに興味があってきているとのことで、純粋に食として昆虫食に関心が高まりつつあるようです。

それから、試食をする前は嫌々だったお客さんが、食べた後意外と食べられるとガラッと考えが変わった、ということも。やはり一回昆虫食を体験しないと分からないですからね。見た目が良くないから、虫だから、という先入観があるからこそなかなか食べたいと思えないのも無理のない話ですが、そういう点でbugoomさんはその昆虫食を食べる最初の一歩を踏み出すのに最高のお店だと思います。

 訪問した日は小雨がぱらつくようなしろしい天気でしたが、それでも興味や好奇心で多くの人が立ち寄っていました。老若男女問わずお店は賑わっていましたが、天神にあることもあってか、特に若い女性のほうが多く来ていましたが、女性のほうが好奇心旺盛なのでしょうか。いやはや分からないこともあるものです笑。ともかく、このように福岡でも昆虫食に興味が集まりつつあるのを目の当たりに出来て嬉しく思います。

↑私が買った昆虫食です。コオロギパンやスズメバチは個性とインパクトがあります

 皆さんも、特に九州の方は貴重な昆虫食専門店bugoom大名店に是非立ち寄ってみてください!「え、福岡まで行くのは遠すぎる…」という方はオンラインショップもございますので、一度参照のほどを。

BugoomさんのHP: https://bugoom.jp/

最後にこのスタンプカートに書いてある一言を、

「昆虫食 もうムシできない時代です。」本当にその通りだと思います笑。

撮影協力:bugoom大名店さん

〒810-0041

福岡県福岡市中央区大名1-3-5 ARK CUBE 103号

西鉄天神駅から徒歩8分

OPEN:12:00

CLOSE:21:00

なお、休業日は不定休でありますので、bugoom大名店さんにお越しの方は以下のサイトから営業日を確認した上で昆虫食をお楽しみください!

https://bugoom.jp/real_store.php

昆虫・食品ニュース

昆虫が宇宙へ!~宇宙開発で昆虫食は必要か~

9/20にYoutubeで魚町銀天街さんのトークショーにうつせみテクノが参加しました!

そのURLです。筆者(副代表)は映像に映ったり、喋ったりするのが極端に苦手なので、トークショーの視聴に徹していましたorz…。しかし、皆様の忖度のない昆虫食の実食での反応や感想はとても面白かったです。ありがとうございました!!

https://youtu.be/cLWTDe9nlIM

 さて、このトークショーでのプレゼン中に昆虫と宇宙開発についての話題が出たと思いますが、今回は少し昆虫と宇宙開発について掘り下げようと思います。

宇宙では、様々な動植物を実験していますが、昆虫も例外ではありません。実は、1947年2月20日にアメリカがV2ロケットで打ち上げられたミバエ(fruit flies)が最初に宇宙に行った動物でした。この目的は高高度での放射線の影響を調べるためで、そこまでスペースを要さないという点でハエを実験対象としたのでしょう。ちなみに、ミバエは健康体のまま生きて帰ってきたそうです。

 その後も、蚕、蜘蛛、蜂などの昆虫を宇宙に送り出していますが、(私が宇宙に疎いというのもありますが汗)なぜ昆虫を宇宙で観察する必要があるのでしょうか。

宇宙開発の最初期こそロケットの輸送限界もあるので昆虫や小動物で実験するしかないのも理解できますが、今は十分に性能も上がったので人間と同じ哺乳類で行ったほうが様々な知見を得られるはずです(※個人の意見です)。果たして昆虫を宇宙に送る意義はあるのでしょうか……。

 まず宇宙での昆虫の必要性、の前に宇宙開発とは何か私なりに振り返ろうと思います。

 宇宙開発とは、宇宙空間を人間の社会的な営みに役立てるために、あるいは人間の探求心を満たすために、宇宙に各種機器を送り出す、ないしは人間自身が宇宙に出て行くための活動全般をいう(Wikipediaより)。宇宙空間と言えば無重力であるために様々な物理的な実験をするのかな、と考えてました。ですが、今でこそ落ち着いてはいるとは思いますが、それこそ宇宙開発が始まって間もない米ソ冷戦期では弾道ミサイルや人工衛星といった軍事目的で開発が進みました。その産物として、気象衛星や位置情報システム(GPS、GRONASSなど)というような今私たちの日常に欠かせないものが誕生したのです。また、宇宙環境における人体への影響(例えば、地球帰還後の人体の変化)や、近年では宇宙で野菜を栽培するなどのような研究がなされています。

(国際宇宙ステーションで水菜、ロメインレタス、ベか菜を栽培している様子。

https://www.nasa.gov/image-feature/veggies-in-spaceより引用)

下記のYoutubeは宇宙でレタスを栽培している様子をNASAが紹介しています。ご参考までにm(_ _)m。

 さて、なぜそこまでして宇宙で研究を重ねる必要があるのか、それは人が地球の外で生きていけるのか、について探究しているからだと考えます。まるで、SFのような世界ですが、火星で調査が無人ロボットで行っていることから、現実離れしている別惑星への移住もいずれは当たり前になる可能性はあります。一見好奇心で行っていそうな宇宙ステーションで野菜を育てるという実験もそれの実現の足掛かりにしているはずです。なぜなら、移住した火星で食料がないと例え到達できても餓死してしまうからです。それを防ぐために宇宙で農業をすることが不可欠となるのです。

 ところで、宇宙で仮に植物を育てる技術が確立したとしても、人間に不可欠なたんぱく源はどうなるでしょうか。例えば火星では希薄な大気でありますが動植物が生育するのは難しいので、屋内環境で植物栽培する必要があるとなると、牛や豚などの家畜は場所を要す上に飼料も栽培いないといけないので生産量の割に合わず、魚はそもそも水が必要ですし、大豆も面積、1回の収穫あたり生産量が微妙です。(余談ですが、漫画のテ○フォーマーズのようにテラフォーミングで火星の大気や地殻などの環境を地球のそれに近づけるというSFな考えもありますが、後処理が大変そう…。興味がある方はこちらからHPへ、無料で第1話を閲覧できて上記のテラフォーミングについての内容が描かれています…というか案外漫画も使い様によってはかなりいい教材、かも:https://youngjump.jp/terraformars/story/)

さて、お待たせしました。ここで昆虫が登場です。これまでの昆虫食のメリットで耳にタコができるぐらい説明されている昆虫による高効率なタンパク質生産が宇宙での人類が生存できるカギの一つになるかもしれないのです。というのも、昆虫生産において餌、場所、酸素を他の家畜より要さないので宇宙でたんぱく源を生産するのに打ってつけと言えて、宇宙で地球を見ながら、あるいは宇宙のどこかを遊覧しながら昆虫を食料としていただくかもしれないです。(←この内容はトークショーで触れてましたね)。また、飼育自体も一部の昆虫では実証できています。

例えば、蚕。2016年、中国の宇宙ステーション天宮2号で幼虫の蚕5匹が繭を形成する段階まで飼育が出来ました。その蚕のサナギを食べた、という記述はその時の実験内容にないので書かれていませんが、宇宙で繭を作れるということは蚕のサナギを宇宙で育てて、宇宙で食べることが出来る可能性が高まったと言えそうです。

(https://www.chinadaily.com.cn/china/2016-11/10/content_27332451.htmを参照)

(こちらは宇宙ステーション天宮2号での蚕の繭の様子が映されたYouTubeです。0:33に繭が映されていますが、外見上異常なく形になっています。)

 ただ、もし宇宙で卵の孵化からカイコガの産卵まで行って継続的に蚕を昆虫食に利用するとなると、なかなかに厳しいようです。1997年、JAXAが宇宙で蚕に宇宙放射線がどのような影響を及ぼすかについて調べるのがメインの実験で、その実験過程で蚕を卵の状態のままで宇宙に運び、それぞれ無重力状態と人工重力状態(人工的に機械で発生させた擬似重力:1G=地球の重力)で胚(卵の中の幼生物)が発生するか試みました。人工重力下では50%ほど胚が発生しましたが、無重力下ではほとんどそれが発育しなかったようです。すなわち、無重力では卵を孵化することは極めて困難だということです。もちろん、人工重力で解決できそうですが、無重力がやはり昆虫を飼育することに対する一番の壁であることは間違いないです。(https://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/first/radsilk/seika.htmlを参照)

 このように、昆虫は宇宙開発における食料事情を解決できる有効策ではありますが、それまでには前途多難、より一層の研究や技術開発が必要です。果たして昆虫が宇宙でどれだけ飛躍できるか、とても期待しています。

(P.S 本当は蚕の他にハエについても例として書こうと思いましたが、ソ連時代に宇宙開発の過程でハエを用いた技術開発をしていたという面白い話題(すでにその技術を継承したムスカさんがバイオマスシステムとして実用できるまでに開発:https://musca.info/)があったのですが、具体的な記事が見つからなかったorz。見つけたら簡単にまとめようと思います)

昆虫・食品ニュース

ぼくはゴキブリに興味がある。

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 ゴキブリは好きですか?多くの人は首を横に振るのではと思います。実は僕もゴキブリが好きかどうかと聞かれたら好きではないです。。。多分笑

 しかし、題名のように今僕の中でのゴキブリが熱いです。夏休みの夜、クワガタやカブトムシを探しに徘徊していました。クヌギの木を見つけ、そこには月夜に照らされた黒光りしたなにかがいました。クワガタだと思い、わくわくしながら近づくと

やあ

。。。こいつを絶対に食べてやる。僕の心を持て遊んだこいつを。そう心に誓い、ゴキブリについて調べました。

1-1.ゴキブリとは

 ゴキブリは熱帯を中心に、全世界に約4000種いるそうです。そのうち日本には50種余りがいるそうです。総数は1兆4853億匹といわれ、日本には236億匹がいると推定されているようです。

 ちなみにゴキブリの和名の由来は諸説あるみたいです。御器(食器)をかぶる(かじる)ことか「ごきかぶり」、食器の下に身を潜め御器(食器)を被ることから「御器被り」、御器のふりをすることから「御器振り」などの説があるみたいです。(wikipedia調べ)

古生代から絶滅せずに生き残っていたことから「人類滅亡後はゴキブリが地球を支配する」といわれているほどの生命力みたいです。

1-2.昆虫食としてのゴキブリ

 調べている中で、昔ゴキブリを食べた人が胃の中で繁殖されて、亡くなったという噂のようなものを思いだしました。しかしこれはデマだったようです。こういったデマもあり、やっぱりゴキブリはネガティブな印象が強いな思います。

 日本でもゴキブリは結構食べられているようです(※一般的なゴキブリは微生物や菌がいて、非常に危険ですので食べないでください!!未来の技術ではわかりませんが笑)

 気になる方は以下の動画をご覧ください。井上咲楽さんと内山さんがおいしく調理をしています。これを見るとおいしそう。。。?

再度申し上げますが、一般的なゴキブリは危険ですので、食べないでください。

1-3.薬用としてのゴキブリ

 ゴキブリは薬用としても広く利用されてきたようです。中国では古くからその効用が伝えられており、中国最古の薬学書である「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」にも生薬名で䗪虫(しゃちゅう)として紹介されているようです。効果としては、血行を良くする、解毒作用などがあるみたいです。

 実は日本でも使われていた歴史があるみたいで、しもやけや風邪、胃腸病などといった治療薬として使われていたみたいです。ゴキブリにこんな効果があったなんて。。。知らなかったです恐れ入りました笑

1-4.ぼくが注目するゴキブリミルク

 最後に紹介するのは僕が今絶賛注目中のゴキブリミルクです!ゴキブリミルクってなに。。。て思いますよね。その名の通りゴキブリからとったミルクです。

皆さんの脳内は????????感じでしょうか笑僕は初めて見た時?????????という感じでした笑

そのゴキブリの名は「Pacific beetle(太平洋甲虫)」と言います。このゴキブリは他のゴキブリと違う「胎生」の品種なのです。「胎生」とは私たちヒトと同じく、メスの胎内で栄養を与えて出産する生き物の繁殖方法の一種です。この、母体内で胎児として栄養を与えることを「胎生」と言います。一般的なゴキブリは卵から生まれます。しかし、このゴキブリのように体内で卵が孵化するのもいます。この、生態を利用してミルクを摂取するようです。

 この技術は海外の技術なのですが、南アフリカの企業ではすでにこのミルクを使用したアイスを提供しているみたいです。残念ながら写真は見つかりませんでした。。。

このミルクのすごいところは牛などのミルクの栄養価の三倍の栄養価があり、必須アミノ酸もすべて含んでいるみたいです。しかし、一匹からとれる量は非常に少ないので一般的な食としてはやるのは難しいかもしれません。しかし、発想がすごいですね。

https://www.sankei.com/west/news/180614/wst1806140087-n1.html

↓詳しく見たい方はこちらからご覧ください。

https://www.sankei.com/west/news/180614/wst1806140087-n2.html

1-5.さいごに

 今回僕は心をもてあそばれたゴキブリを食べようと思い調べました。しかし、ゴキブリは悪いことだけでなく、薬としての利用など重要な価値があるということも分かりましたので、今回は見逃してあげようと思います(※※※決して食べるのが怖いわけではありませんよ)

 今後も様々な昆虫に注目をしていこうと思います。ご覧いただきありがとうございました!

引用・参考文献

ゴキブリとは wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%AA#

昆虫・食品ニュース

昆虫食と発酵

 まだまだ暑い季節が続いているこの頃ですね。唐突ですが、皆さんは食べ物を腐らせた経験はありますか。例えば、牛乳や豆乳を冷蔵庫の外に放置して異常に酸っぱいドロドロしたものになってたり、パンが納豆のような糸を引くまでに腐ってたりなど…。余談ですが、今夏、筆者はコーンブレットを1週間常温放置してそうなりました。とても飲み込むことのできないぐらいの納豆のような臭いと妙に粘り気のある食感で台無しにしてしまいました…。

 さて、なぜこんな話をしているのかというと、昆虫を発酵させた食品があるのか、について気になったからです。ここで、発酵とは微生物により物質、成分を分解、変化する現象のことを言います。上記の例は微生物の働きが悪い方向に向かってしまった、あるいは過剰に分解や変化しすぎたもの(これを腐敗といいます)ですが、納豆、醤油、味噌、ヨーグルトやぬか漬け、キムチなどの漬物のように発酵で人間にとって有益で絶品とも言える代物になるのです。それは昆虫を使ったものでも例外ではない、と考えています。

 そこで今回は、昆虫発酵食品は存在するのか、調べていきます。

 日本国内に発酵昆虫食は昔からあったかというと実はないようです(あるいは、文献がない)。ただ、現在では調味料や飲料として昆虫を用いた発酵食品があるそうです。いくつか紹介していこうと思います。

 まず、いなか伝承社さんが販売しているイナゴソースです。これはイナゴを原料にして、一方は醤油麹で、もう一方は米麹を用いた2種類からなる昆虫発酵調味料です。いなか伝承社さんのある和歌山県は醤油発祥の地ともいわれ、地域活性化のため日本初の昆虫を用いた発酵調味料を開発したのだそうです。ただ、今現在このイナゴソースは販売しておらず、今後生産する予定は残念ながらないそうです。ただ、昆虫食普及を止めた訳ではないので、今後の活躍に期待ですね。

(いなか伝承社さんのURL

: https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000069181#shop-info

海外のレストランからも注文を頂いているそうです。現在は昆虫食と発酵の組み合わせを紹介でき、その役目を終えたためイナゴソースの販売から手を引いたとか。

次にコオロギビールです。これはANTCICADAさんが遠野醸造さんと共同開発。コオロギとモルトを麦汁に加えて製造。黒ビールのような見た目でコーヒー、カカオのような香りが引き立ち、苦みとともにキャラメルのような余韻を味わえるそうです。他にもANTCICADAさんはコオロギ醤油やタガメジン、蚕のフンを原材料にしたブランデー“SANSHA”も開発しており、コオロギ醤油はコオロギラーメンで使用され、コオロギビールとタガメジン等はANTCICADAさんのレストランで提供されています。

(ANTCICADAさんのURL

https://antcicada.com/

重厚な見た目のコオロギビール。コオロギビールについての詳しい開発経緯や特徴は以下のURLで

https://camp-fire.jp/projects/view/265644

 他にも商品化はされていませんが、手前みそのススメさんがコオロギを用いて味噌を作ることに挑戦した内容のブログ記事がありますので、併せて紹介させていただきます。

(URL:https://temaemiso-susume.com/report/1422/

 これらの事例を見ると、昆虫食に限界はないのかもなぁ、あらゆる調理が昆虫で出来るのかもしれないと思えてきます。昆虫食は今急速に発展していますが、多くは調味料や飲料にとどまっております。ですが、それら以外の発酵昆虫食もきっとどんどん世に出てくるでしょう。

 また、次の記事でも昆虫食と発酵について紹介していきたいと思いますが、日本では如何せんあまり事例がないので、海外の発酵昆虫食に焦点を当てようと思います(英語力が皆無なので時間はかかると思いますが…orz)。

 おまけ:海外の昆虫食と発酵についていずれまとめるにあたって、サブサハラ(サハラ砂漠より南のアフリカ地域)での食料不足といった食料安全保障問題のための発酵食用昆虫についての記事を面白そうだったので載せておきます。次回その内容を紹介するつもりです。多分…。(追記:リンクが異なっていたようでしたので、修正しました。申し訳ありませんでした…。)

https://www.mdpi.com/2075-4450/11/5/283/pdf

昆虫・食品ニュース

Society5.0とは~未来の社会~

 皆さんは「Society5.0」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。機械や情報関連の勉強・イベントなどに参加をしている方はご存じかもしれません。私は大学一年生の時に初めて参加したCEATECというイベントで初めて知りました。うつせみテクノでは「Society5.0」にも非常に注目をしています。

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現在クラウドファンディングに挑戦をしています。ご支援・応援の程よろしくお願いいたします。

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下記リンクよりクラウドファンディングをご覧いただけます。

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1-1.Society5.0とは

 「Society5.0」とは内閣府の定義によるとサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Societyとされています。

 「Society 1.0」の社会は狩猟社会、「Society 2.0」の社会は農耕社会、「Society 3.0」の社会は工業社会、「Society 4.0」の社会は情報社会でした。これからの新たな社会は情報社会により得られた豊富な情報を活用した未来の社会になるといわれています。それこそが「Society5.0」です。

1-2.これまでのSociety4.0の社会

 これまでのSociety 4.0の社会つまり情報社会では得られた情報や知識が他人と共有されず、情報格差や多くの問題の解決が非常に困難でした。昔のパソコンでのネット検索を想像していただけると分かりやすいと思います。昔のネット検索では調べたいキーワードを入力したとしても得たい情報を手に入れることが困難であったと思います。現在はキーワードを入力するとその人自身の検索傾向などからAIが解析をし、できるだけ答えに近い情報を得られるようになりました。

出典:東京農業大学バイオロボティクス研究室

1-3.農業における Society5.0の社会

 具体的な活用例として農業における活用をいくつか紹介いたします。日本における少子高齢化問題は非常に深刻化しています。それに伴う農業問題も多岐にわたります。「スマート農業」という言葉をご存じでしょうか。ロボット技術やAI技術などを活用し、省力化や精密化などを目指す次世代の農業のことです。分かりやすい活用例では自動的に動くトラクターやドローンによる農薬の散布、自動草刈り機などがあります。それだけでなく、天候を解析し作物生産に活用する、農作物の生育情報を記録し新規就農者のサポートに活用するなど様々なところで活躍すると言われております。

 私が初めて農業に興味を持ったのもこのスマート農業について知ったことからでした。ロボットについて専門的に勉強をしていく中で、自然と機械の融合、そして農業の問題を解決することが出来るかもしれないというところに惹かれました。しかし実際の農業生産現場ではスマート農業はあまり歓迎されていない印象を持ちました。農家さんとお話をする中でロボットは高価で一農家では購入できないという意見が大半でした。これからのSociety 5.0の社会が目指すのは経済発展と社会問題解決を目指し、ロボットなどの技術を用いた人間中心の社会です。私たちの活動から、ぜひ現在の日本の農業について多くのかたに知っていただきスマート農業・そして生産現場について知っていただきたいと思っています。

1-4.食品における Society5.0の社会

 食品においてもSociety 5.0の社会により便利・安全になるといわれています。例えば個人のアレルギーの情報や個人の食の好き嫌いをAIが解析し適切な食品を提案する、市場の情報や小売店の販売情報などより販売数を予想し食品ロスを減らすなどがあります。

 私が特に注目をしているのは食品3Dプリンターという技術です。3Dプリンターはご存知でしょうか。人では作成することが困難な幾何学的な形を固体として作ることが出来る技術です。最近では食品3Dプリンターの技術も発展しています。食は味だけでなく、見た目や食感なども重要であると思います。この技術により個人の好きな味・形などを考慮した食を機械が作ってくれる日もそう遠くないのかもしれません。キッチンでこれが食べたいとボタンを押したらそれが出てくる未来の日常。。。。。漫画やアニメのような現実が近づいています。私はそれを想像するだけわくわくします笑

1-5.最後に

 「Society5.0」とはどのようなものか少しでも理解していただけたでしょうか。興味を持っていただけましたら幸いです。未来の技術が想像でき面白いと思います!!!笑

 これからの社会はAIなどにより今までとは違う社会になっていくかもしれません。それに伴い新しい働き方や仕事・生活様式が出てくると思います。コロナウイルスなどの影響による現状を見つめつつ、明るい未来に希望をもって頑張っていけたらいいなと思っています!最後までありがとうございました!

↓これは私が好きなアリからアイデアを得たロボットです。

引用・参考文献

Society5.0 内閣府

https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

昆虫・食品ニュース

農業×昆虫の深い関係

 ご存じの方も多いかもしれませんが昆虫と農業は非常に深い関係があり、面白いです。最近では昆虫農業プロジェクトというものを行う企業様もいます。今回はそんな農業と昆虫の関係について書いていきます。

1-1.農業害虫

 まず初めに多くの人が農業と昆虫の関係性で想像するであろう害虫についてです。農業において、害虫の防除は重要な課題であり、古くより農業にとっての重要な問題でありました。例としては、アブラムシ・コガネムシ・ハムシ類などがありますがここでは挙げきれないほど多くの害虫が存在しています。

https://shiny-garden.com/post-1816/

↑ハムシです。よく見たことがあるのではないでしょうか 

 現在は農薬や殺虫剤などの発展により過去に比べ被害は減少しております。最近では農薬などの散布をドローンなどの機械を使用して散布する農家さんも増えてきております。しかしこれは農薬を使用したときの話であり、現在の日本では有機野菜を求める方も増えてきており、害虫との関係は再び問題となっています。無農薬栽培は技術的にかなり難しく収量も少なくなりがちですが昆虫の生態系や生物多様性を考えるとよいのかなと私は思います。(有機農業については大学の先生や農家さんとたびたび議論をさせてもらうのですがなかなか難しい問題ですね笑)

https://viva-drone.com/drone-for-agriculture-2018/

 話が脱線しましたが、農業における害虫は日本に限った話ではありません。特に最近はニュースなどでたびたび取り上げられる海外のバッタ問題があります。2019年に発生した「サバクトビバッタ」というバッタが現在中国へと進んでおり、日本にも来るのではないかと危惧されています。最も被害が深刻なのはケニアで1000億~2000億匹(想像できないですね。。。)のバッタが約2400平方キロメートルの範囲で農作物を襲っています。これらがすべて食べられてしまった被害は8400万人分の食料が失われるといわれています。流石にここまでくると怖いですね

http://karapaia.com/archives/52243187.html

 ↑全部バッタです。。。信じられないです。

 バッタは孤独相と群生相という異なった姿と行動の個体に環境や状況によって変化します。今回のバッタは群生相という個体に変化しており、孤独相に比べ羽根が長くなり飛行距離が伸びます。(一日に100km以上飛ぶそうです)。このバッタ対策として中国ではアヒルを投与した事例もあるのですが解決には至らなかったそうです。このバッタの厄介なところは昆虫食として食べることが出来ないことです。様々な薬品を体内に生物濃縮としてため込んでいるバッタは食べることが出来ないのです。今後この問題の進展にも注目ですね。

https://otokomaeno.hatenablog.com/entry/20120205/1328428834

↑バッタの相変異です

1-2.農業における生物的防除

 実は最近農林水産省のHPを見ていて知ったのですが生物的防除という言葉があります。これは先ほどの農薬を使用するのとは違い生物やフェロモンを使用して害虫を駆除する方法です。例えば昆虫寄生性線虫を使用し、土壌等に潜む鱗翅目および鞘翅目害虫を防除するなどがあるそうです。野菜、果樹および芝などで使用されているそうです。また性フェロモン剤を使い、雄を大量に捕獲し雌の交尾機会を減少させる大量誘殺法と、雌雄間の性フェロモンによる交信を妨げ、交尾機会を減少させる交信撹乱法などもあります。

 私は初めて見たときこんなやり方があるのか!と驚きました笑ぜひ興味のある方は一度見てみてください!

https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/

https://www.soilcare.co.jp/pest.html

1-3.昆虫農業

 こちらはTAKEO様が行っているむし畑というものの紹介です。自分たちで土を耕し、草を育て、その草を使いおいしい食用昆虫を育てるというものだそうです。将来的に家畜として使用される可能性がある昆虫の飼育方法の先駆的なプロジェクトですね!農業×昆虫から様々な旬の昆虫を楽しんでいただけるように生産しているそうです!ぜひ詳しくはHPにてご確認ください。すごく面白い取り組みです。

1-4.まとめ

 今回は農業と昆虫の関係について書きました。まだまだここでは語りつくせないほど農業と昆虫の関係は非常に深いです。特に海外のバッタの話は歴史の転機点にあると思うのでもっと詳しく話したいとも思っています。私も農業問題を昆虫食活動を通じて解決したいと思っていますので今後もいろいろな情報があれば共有をしていこうと思います!ここまで読んでいただきありがとうございました。